マークX、今年の12月で生産終了。

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マークXファイナルエディションが発売!

1968年にマークⅡとして登場し、2004年に改名し50年以上にわたり愛されたマークXがついに今年の12月をもって生産を終了してしまう。

初代マークⅡは当時のクラウンとコロナの中間車でコロナマークⅡとして登場し、70系マークⅡ・80系マークⅡとその兄弟車にあたるチェイサーとクレスタはめちゃくちゃ売れた人気の車種である。

その後徐々に販売台数が落ちていき、110系マークⅡを最後にマークXと改名。

マークX120系・130系と話題性も性能の評判も良かったものの、同クラスの輸入車やミニバン・SUVへの人気が上がり、セダンは不況の波を受けてこの度生産終了となってしまった。

今回設定されたファイナルエディションはスパッタリング塗装の18インチアルミホイールを2WDモデルに特別装備し、ダークメッキのバンパーモールを採用し上質感を演出。

ボディーカラーは、ホワイトパールクリスタルシャイン・シルバーメタリック・プレシャスブラックパールと3色の設定。

インテリアは、ブラックとレッドを配色したアルカンターラと合成皮革シート表皮と、レッドを配色したソフトレザードアトリムを採用。

エンジンはV6の3.5LとV6の2.5L、トランスミッションは6速オートマチック。

フレームは操舵時の優れた手応えと車両応答性の向上のため、スポット溶接を90箇所以上追加し、剛性をアップしている。

足回りは道路や走行状況に合わせて、サスペンションの働きが変化するFAD(周波数感応)ショックアブソーバーを採用。車両が旋回などで大きくゆったりした動きの時は減衰力を高く保ち、優れた操縦安定性を確保し、ゴツゴツした路面などの小さく速い動きでの揺れを感じるときは減衰力を低めることでショックの少ない快適な乗り心地を実現。

安全性能面では、マークXもセーフティーサポートカーであり、車や歩行者などをミリ波レーダーと単眼カメラで認識する自動ブレーキを搭載し、他にもレーンディパーチャーアラート・オートマチックハイビーム・レーダークルーズコントロールなど安全運転を支援する装置も搭載している。

また、駐車時の接触や衝突の回避に貢献するクリアランスソナーとバックソナーを標準装備としている。

車体価格はグレードによるが266万〜442万となっている。

ファミリーカーから始まったマークⅡは時代の変化と共に、進化しながらFRセダンの中心的存在として歩んできたがいよいよその歴史に幕を閉じようとしている。

トヨタでは最後の感謝を込め、ファイナルエディションという特別仕様車を設定した。

”画像はトヨタHPより引用”

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