次世代新幹線の試験車両「ALFA-X」(アルファエックス)

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川崎重工業と日立製作所が分担して制作された、

次世代新幹線の試験車両「ALFA-X」が完成し、公開された!

10日の夜から東北新幹線の仙台〜新青森間で試験走行を始める。

2020年3月末までの週2回ほどで

運がよければ駅に停車中のアルファエックスを見れるかもしれない!?

ALFA-X(アルファエックス)の車体

アルファエックスは10両編成で、先頭のノーズの長さは東京寄りと新青森寄りで違い、

東京寄り(1号車)が約16メートル

新青森寄り(10号車)が約22メートルとがある。

なぜ2種類になっているのかというと、騒音の原因となるトンネル侵入時の圧力波を防ぐ効果を調べるためで、はやぶさ(E5系)より少し長くシャープになっている。

中間車の2〜9号車は車両によって窓の大きさが変えられていて、5号車は窓が無いとのこと。

これは窓の大きさによって客室の環境がどう変わるかの検証を行うためだとのこと。

確かに在来線より新幹線の方が窓が小さい。小さいほど走行中の剛性と車内環境が良くなるのかな?

走行安全性と快適性

また高速化にしても地震発生した時に緊急停止するまでの距離が伸びないよう、空気抵抗を利用し、車両の屋根の上に空力抵抗板ユニットを設置した。

通常は格納されているが緊急時に作動し、特徴的な形状から「ネコミミ」と呼ばれたものを使用したり、

車体についているコイルをレールに近づけ電磁的な力で減速できるよう減速装置も使われる。

他に空力ブレーキの実用化や、自動運転化に必要な車両制御の開発もするとのこと。

試験走行の最高速度は時速400km程度を行い、

営業運転は時速360kmの実現にチャレンジする。

ちなみに1964年に初めて登場した新幹線「0系新幹線」は時速210kmで

東海道本線のN700系の最高時速は、時速285km、

今現在一番早い東北新幹線の「はやぶさ(E5系)」・「こまち(E6系)」で時速320kmで

40kmも早い新幹線になる。

動揺防止制御装置・上下振動装置を搭載し、揺れない・静かで、車内を家やオフィスのように過ごせるようなサービスを開発するとのこと。

どのくらい早くなるのか!?

現在のN700系のぞみは東京〜大阪間で約2時間半なのでどのくらい早くなるのかが楽しみ!

だがまず問題は東海道本線を走るのだろうか?

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